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2013年01月18日

計算結果のエラー表示を表示させない。(0や空白にする)

前もって計算式を入れてあるシートでは、計算結果が求められない場合はエラー表示が現れることがあります。(「#DIV/0!」や「#N/A!」など。)


気にしなければそれまでですが、見栄えが悪いので出て来ないでほしい場合も多々あります。
これは、計算式を工夫し、関数を組み込むことで回避することができます。


使う関数はIF関数とISERROR関数の2つです。


If関数は「もし●●がAだったらB,そうでなければC」と条件で答えを分岐させます。
ISERROR関数は「この式の答えがエラーかどうか」をTRUE/FALSEで教えてくれます。


つまりこの2つの関数を使用して


「もし、この式の答えがA【エラー】ならば、B【表示しない】。そうでなければC【答えを表示】する」


という計算式をつくると、どんな計算式にも応用が効かせられます。
(エラーの種類は色々あるけど、この式ならどんなエラーにだって対応出来ます。)


例として、A1のセルに「3」、A2のセルに「0」が入っている場合に、=A1/A2をしてみましょう。
そのままでは割り算は0で割れないので「#DIV/0!」のエラーが出ます。


この時、計算式を「=If(Iserror(A1/A2)=true,"",A1/A2)」とすると、エラー表示は出ません。
おなじ「A1/A2」という式を2回入力する手間はありますが、どんな式でも応用出来るので、使いやすさは高いと思います。

また、""の部分を0にすると、空白ではなくて0が出てきます。0だとこの式の結果を更に足すときに新たなエラーを生まずにスムーズになります。


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posted by ryo at 16:06| Comment(0) | 関数の組合わせテクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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