仕事で使えるEXCEL（エクセル）関数＆テクニック

複数の店舗の売上表をそれぞれ別のシートに作成した場合、各項目の全店合計を出すためには、A店のシートのA1と、B店のシートのA1と、C店のシートのA1を合計する必要があります。

これを簡単に合計するためのテクニックを紹介します。




あくまでも同じ場所のセルに同じ数値が書かれていないと計算ミスをしてしまうのですが、
イラストのようにSUM関数の式を下記のように記入します。

＝SUM（新宿店：渋谷店！C４）

これで、新宿店のシートと渋谷店のシートのC4のセルの値を合計する。となります。

ただ、毎回シート名を記入するのも大変なので（特にシートの枚数が多いと逆に大変かも）
もうひとつテクニックを紹介します。

【複数枚のシートのセルを串刺し演算する方法】

まず、全店集計用のセルのC4からE6まですべての範囲を選択し、オートSUMボタン（Σのボタン）をクリックします。

C4のセルに「＝SUM()」という表示がされ、範囲を選択するようになります。

集計シートは一旦置いておいて、今度は集計対象の一番左の新宿店のシートのC4をクリックします。

新宿店のC4を選んだら、今度は他のシートを複数選択します。
左端の新宿店から順に「SHIFT」ボタンを押しながらシートのタブを選んでいきます。
（選ばれたタブは明るくなっていきます）

全て選んだら、もう一度オートSUMボタン（Σのボタン）をクリックすると、表が一度に計算されます。


ちょっと説明がわかりにくいかもしれませんが、簡単にまとめると…

�@集計セルを選ぶ→オートSUMボタン
�A一枚目のシートのセルをクリック
�B集計するシートを複数選択（「SHIFT」ボタンを押しながら！）
�CもういちどオートSUMボタンでOK!


最初は手こずるかもしれませんが、複数のシートを串刺しで計算するには便利なテクニックですよ。


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